高校受験前にとっておきたいおすすめの資格や検定はこれ!いつまでに取るのがいい?

高校受験

 

高校受験にはテストの点数だけでなく内申点も合否に大きく影響します。

資格は内申書にも書けて内申点アップするためにも有効ですので、そこで令和4年の高校受験、合格と不合格、どちらも経験したことを活かして、内申書に書ける資格や検定について

■資格や検定で加点されたり有利になるのか?
■いつまでにどんな検定を取得しておくといいのか?
■小学生のときに取得した資格でも書けるか?
■おすすめの資格や検定

など、実際に高校受験を体験して感じた資格や検定についてご紹介します。

 

高校受験で内申書に資格や検定は書ける?

 

高校受験には欠かすことのできない内申書(調査書)、資格や検定は書いてもらえます。

学校で把握していない資格や検定は、自己申告を忘れずにしてください。

学校にもよりますが、中学3年生になると、うちは月1回のペースで三者面談が行われていました。

受験なんて子どもは人生で初めての経験なので、親としてもサポートに必死でした…。

そもそも内申書は調査書とも呼ばれ、中学校から高校へ、受験の際に提出される様式で、県によって様々。

国で統一しているわけではなく、県の教育委員会に一任されています。

高校受験とは切り離せない内申書(調査書)には、なるべく多くのことを記入してもらった方がアピールになるのは、今も昔も変わりません。

高校受験は子どもだけの戦いではありません。

とはいえ、一般的な学力の私は、子どもに勉強は教えることはできませんので、サポートだけは全力で行いました。

受験のストレスでイライラする子どものサポート、のりきっていきましょう!

 

資格や検定で加点されたり有利になる?

高校受験を令和4年に経験したわが子。

実は第一志望の公立高校は落ちてしまい、第二志望の私立高校へ進学しましたが、本人は「こっちで正解だった!」と毎日楽しく高校生活を満喫しております。

そして、現在の私立高校の受験は、内申書(調査書)と 面接のみで合格が決まっています。

わが子が取得した検定は、塾で勧められた“英検3級”と“数検3級”です。

漢検も取得しておけば、内申書(調査書)へ記入できると言われましたが、塾へ通いだしたのが中学3年生の夏休み明けだったわが子は、遅い受験勉強のスタートだったので、漢検にまでは時間をさけませんでした…。

書類と面接のみの選考となると、少しは有利になったのかな~?と思います。

そして無事合格はしましたが、資格や検定はすぐには取得できません!

怖がらせるつもりはありませんが、「高校受験は中学1年生から準備期間が始まっているのだな~。」と実感させられました。

自分たちの時とはちょっと違うんですね~。時代は変わりました…。

 

公立高校

高校や県で多少変わってきますが、学年末の5段階評定の9科目×3年生までの評定が、入試の点数に加点されて合否が決まります。

5教科の評定は1倍、実技の評定は2倍される等、本当に高校によってまちまちなので志望する高校のサイトをみて確認したり、塾や学校の先生にお話しを聞いたりしていましたが、入試一発ではなくて1年生の評定まで受験に反映されているなんて、本人は寝耳に水だったことでしょう…。

 

私立高校

内申書(調査書)と面接で合格したのが私立高校の推薦入試です。

試験がない分、内申書の内容により着目するのが私立高校の推薦入試になります。

持っていた“英検3級”と“数検3級”が活かされたのは私立高校だったといえます。

英検、数検どちらも3級は中学校卒業程度のレベルですが、高校受験には十分加味される点でした。

ちなみに、私立高校は評定平均値が超えていないと受験資格がなかったり、偏差値の高いところだと4.4以上の評定平均が必要な高校もありました。

推薦入試の場合になりますので、一般入試だと、2.5以上あれば受験資格を得られるところもあります。

面接時には、公立高校が第一志望なことを伝えると、進学したい大学や、大学で学びたいことを聞かれたそうです。

 


ただ、やっぱり地域で差があるようですね~。
私の住む町でも国公立は1校のみです。

 

 

いつまでに取った資格や検定が書ける?小学生の時に取った資格は?

 

資格や検定はいつまでに取得した方がいいのか、気になりますよね。

うちのようにスタートが遅れると、受験勉強もしなくてはいけないし、資格や検定の為に時間をとることが難しくなってしまいます。

可能であれば、2年生のうちに取得しておくのがベストですが、部活や定期テストなど、とにかく中学生は忙しいです。

最終的にいつまでに資格や検定をとれば、内申書に書くことが出来るのでしょうか?

 

いつまでに資格や検定をとればいい?

願書提出までに取得した検定を記入してもらえます。

年明け1月から、私立高校の入試が始まりますので、11月頃には取得済みであることが望ましいですね。

また、中学校卒業程度のレベルである3級から記載されることが多いようです。

実際に中身を確認するわけではないのですが、4級でも検定を持っていれば、学校の先生と応相談です。

 

小学生のときに取得した資格でも書けるか?

内申書は基本的に、中学校での実績を高校へ提出するものですが、小学校時代に同等の検定を取得していたら、その旨記載もアリなのではないでしょうか。

受験シーズンはいつにも増して子どもも親もとにかく忙しい…。塾に行っていれば送迎だけでも2往復しますからね~。

中学校の先生も受験生を受け持つと忙しいそうです。三者面談でハッキリと教えてくださいました。

生徒の人生に関わる事なので、絶対に間違ってはいけない、絶対に期日を忘れてはいけない!と夢にまで見るそうです。いい先生ですよね~(涙)

 


うちの子はどの検定も喜びはしませんが、慣れるためにも小学生のうちから検定取得するのもアリですよね。やってくれたら…の話にはなりますが。

 

 

高校受験におすすめの資格や検定

 

内申書に書ける資格や検定、書けることが多いに越したことはないですよね。

先生も生徒のために積極的にかけることを探してくださる印象が強いです。

塾では特に英検、漢検、数検をオススメされていたので、取得の際の参考までにどうぞ。

英検

英検3級で中学校卒業レベル、準2級で高校在学レベル、2級は高校卒業レベルとなっています。

受けるとしたら3級、英語が得意であればそれ以上になりますね。

 

日程

《年3回》
5月~7月
9月~11月
1月~2月

試験内容

一次試験:リーディング・リスニング・ライティング

二次試験:面接式スピーキングテスト

 

漢検

漢検3級で中学校卒業レベル、準2級で高校在学レベル、2級は高校卒業・大学・一般レベルとなっています。

漢検も目指すは3級取得です。

日程

《年3回》
2月、6月、10月

試験内容

読むことと書くこと、四字熟語、部首

 

数検

数検3級で中学校3年程度、準2級で高校1年程度(数学Ⅰ・A程度)、2級は高校2年程度(数学Ⅱ・B程度)となっています。

数検て昔からあったのでしょうか。忘れもしない、高校2年生のとき、「無事に高校を卒業したいのなら数学3は選択しないように。」と、担任の先生から告げられた私には、関わりの薄い世界なのかもしれませんね。

日程

団体申込の場合:年12回程度

個人申込の場合:年3回 4月、7月、10月

試験内容

平方根、式の展開と因数分解、二次方程式、
三平方の定理、円の性質、相似比、面積比、
体積比、簡単な二次関数、簡単な統計 など

 

 

習い事系

芸術系の習い事、書道やピアノでもコンクールはありますよね。

それらも先生から入賞などないか聞かれたので、書ける内容ということですね。

スポーツも今は部活もありますが、指導は地域に移行しているのが現実で、うちの地域では、実際に顧問の先生もいらっしゃいますが、外部コーチを依頼しています。

私の受験を控える中学1年生の次子は、部活と並行してクラブチームにも所属していますが、クラブチームの業績も書けるとの事でした。

 

 

その他

委員会や、部活などの課外活動ももちろん記載されるようです。

部活を辞めると内申書にひびく、とか運動部の方が内申点高い、とかは都市伝説と化しているのが現実です。

高校受験を終えた長子は割りと優等生だったので心配はなかったのですが、現在中学1年生になった次子に、受験を意識させるためにも内申書の都市伝説を伝えると、ご丁寧に先生に質問してくれました。

「マイナスなことは書かない!いいから真面目に勉強しなさい!」と言われたそうです…。

お恥ずかしい…。

とはいえ、やはり頑張っていたことを書かれるので、部活の大会で入賞などは書いてもらえるので何事も一生懸命取り組みなさい、ということですね。

 

まとめ

今回は、高校受験の内申書に書ける資格や検定について、他に部活や委員会、習い事系は書けるのか、実体験をもとにまとめました。

資格や検定は、私立入試や推薦入試には加点対象で、実際に合格しました。

が、評定という5段階評価も加味されるので、真面目に頑張りましょう。

昔と違い、入試の一発逆転合格は余程の努力が必要です!

ここまで、我が家の実体験をご紹介しましたが学校によっても、まちまちですので不明点は学校へ確認してくださいね。

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